🎨高解像度の絵を描くには?
TrinArtへようこそ!
基本的なこと
AIが画像を生成する時、解像度が増すに従って正しい構図を描くために必要(と考えられる)AIのスペックも指数関数的に上昇してしまいます。小さい画像であれば画像であるほど、AIは構図を正しく表現できる可能性が高まります。 現在の画像生成AIの多くは、小さな画像を生成してからそれをアップスケールすることを前提として学習を行っていますが、TrinArtのモデルは内部的には512x512までしか学習していません。
したがって、512x512以上の解像度で描かせると、頭が見切れる、ふたつできる、人体の構造が破綻しやすくなる、幾何学的なアートになってしまう等の確率が増えます。
どうすれば良いでしょうか?
2xアップスケール!
TrinArtでは重ね描きを2xアップスケールするオプションを用意しました。 この機能を使うと、小さめに描いた元絵を重ね描きする時、自動的に画像を2倍に拡大してから処理してくれるのです!
作業フロー
「重ね描きを2xアップスケールする」チェックボックスをONにする
描かせたい解像度よりも小さいサイズに設定(448x320、512x640など ※)→「絵を描く」
そのまま「重ね描き」ボタンを押す
この時、設定から重ね描き/img2imgの強さを調整すると結果がよくなる場合があります。 alpha2.0での推奨設定は30%~60%です。低めに設定すると元絵に忠実に、高めに設定するとシャープになります。
「絵を描く」を実行する時の解像度によって構図の傾向が変わります。 広く複雑な構図が欲しい時は768x832など高めの解像度、シンプルめな構図(クローズアップ)が欲しい時は448x512など小さめの解像度をベースにすると効果的です。
上記画像のプロンプト
でりだモデル(自動調整なし) + 2022年のアートスタイルプリセット
更に、waifu2xやRealESRGanなど外部のアップスケールツールを使えば、2048x2048のように超高解像度の画像をつくることもできます。
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